2017年08月19日(土)
SST(ソーシャルスキルトレーニング)

そらいろネクストでは 障がいや発達の遅れ等により、様々な悩みを抱えられている児童・生徒さんに対して 普段日常生活で必要とされるルールやスキルの取得を目指し、様々な療育を行っております。

なかでも 学習障害(LD)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)、広汎性発達障害等の理由により 学校やご家庭での学習に困難さを抱えている生徒さんに対しての学習支援については 保護者の皆様をはじめ 各関係機関より高いご評価を頂いておりますが、そらいろネクストが注力してしている もう一つのものが  “ SST(ソーシャルスキルトレーニング)” です

“ SST~ソーシャルスキルトレーニング  ”

日本語に直訳すると “ 社会技能訓練 ” と いわれるもので 社会生活を営むうえでの ルールやマナー、他者と どのように関わっていくか 等を身につけていくための 練習・訓練となりますが、一言に “ ソーシャルスキル  ” といってもその かたちは様々で、たとえば “ 遊び ” や “ ゲーム ”といった娯楽のなかにも  “ ルールを守る ”、“ 他者と相談・協力する”、“ 勝敗を受け止める” など、様々な ソーシャルスキル が含まれますし、朝や 帰りの挨拶、身の回りの整理整頓なども 重要な ソーシャルスキルのひとつと考えられております。

 

このように 様々な  “ ソーシャルスキル ” があるなか、障がいや発達に遅れを抱えている児童・生徒さんに対して  その “ 訓練 ”  を実施する場合には、慎重なアセスメントにより 一人ひとりの個性や特性、様々な外部要因やその抱えられている困難さ等を充分に把握したうえで、入念な準備が必要となります。

 

今回は 先日そらいろネクストで実施しました “SST” の様子 をご紹介いたします

 

今回のテーマは  “ 保清 ”

中学生 女子を対象とし、身だしなみや衛生面に問題を抱えているお友達に対してどのように 対処すべきかという課題について、相手の気持ちや その原因についても考えながら、指導員による寸劇なども織り交ぜたロールプレイング方式で、その解決方法を考えていきます。

テーマの選定や内容・進行方法等については事前に何度も打ち合わせをし、リハーサル等も行っての実施でしたが、その甲斐もあって、大きな支障もなく順調にやり取りを進めることができました。

今回のSST、第一の目的は 相手の気持ちや 状況を考慮しながら自分自身の想いを相手に伝える “ 技術 ” の “ 練習 ” でしたが、いろいろな視点に立ち、様々な意見を交わしながら解決方法を模索していくなか、やがて 議論は、生徒さんたち自身の “ 身だしなみ ” や 衛生意識へと続いていきます…

 

SSTにおいて 常に完璧な方法や答えはないと思いますが、この活動が、生徒さん自身 他者との関係について思いを巡らせるきっかけのひとつになってくれることを願っております。

 

今回のテーマ以外にも、まだまだ沢山の課題がありますが、今後も試行錯誤を繰り返しながら より充実した内容のSSTを実施していきたいと思っております。